「添い寝無料」でも部屋タイプで失敗する——補助ベッド・広いベッド・和室の選び方

ホテル選びのコツ

「添い寝無料」と書かれていたから安心して予約したのに、実際に泊まってみたら大人も子供も寝苦しかった――。

当サイトが以前の記事(子供の添い寝、実は「無料の年齢」がホテルごとに全然違う件)で取り上げたのは「年齢条件」の話でしたが、実はもう1つ、見落とされやすい落とし穴があります。

それが部屋タイプの選び方です。

結論から言うと、「補助ベッドが無料で使える」という説明を見て安心するのは早いです。

今回は、なぜ補助ベッドを避けたほうがよいのか、代わりに何を選べばよいのかをまとめました。

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「先に寝るのは子供」という現実

添い寝無料のプランでは、多くの場合「大人用ベッドに子供を一緒に寝かせる」ことが前提になっています。

ここで見落とされがちなのが、補助ベッドが無料だろうがベッドが大きかろうが、先に寝るのは子供だという点です。

しかも子供は補助ベッドではなく、大人用の大きいベッドの真ん中を占領して先に寝てしまうことがほとんどです。

子供が大きいベッドを占領して先に寝てしまうと、大人は後から「子供が寝ていないスペース」を探して身体を収める形になります。

部屋に簡易ベッド式の補助ベッド(キャスター付きの折りたたみベッドなど)があると、結果的にそこへ追いやられるのは子供ではなく大人です。

補助ベッドは大人が使うには狭く高さも中途半端なことが多く、寝つきが悪くなる原因になりやすいタイプです。

選ぶときの判断基準はシンプル

この問題を避けるための判断基準は、実はそれほど複雑ではありません。

  • 補助ベッドが付く部屋タイプは避ける(添い寝無料であることと部屋の快適さは別問題と考える)
  • 代わりに、もともと大きいベッドの部屋、または和室を選ぶ
  • 可能であれば、横になれるサイズのソファがある部屋も選択肢に入れる(子供と少し離れたスペースで眠れる価値は大きい)

つまり「添い寝無料かどうか」だけでなく、「その添い寝を、どんな寝具の上で行うことになるか」まで見て予約するのが、失敗しないコツです。

もし今回検討している宿に補助ベッドの部屋しか選択肢がない場合は、諦める前にできることが2つあります。

1つは、部屋タイプの備考欄や室内写真を確認し、ベッドの大きさを推測すること。

もう1つは、予約前に宿へ直接、部屋の広さや添い寝の実際の様子を問い合わせることです。

プラン名だけでは分からない情報も、備考欄や写真、問い合わせで補える場合があります。

データで見る「大きいベッド」という選択肢の実態

当サイトが確認した添い寝無料ホテルのうち、未就学児まで無料の1,136件のプラン名を集計したところ、部屋タイプの内訳は次のようになっていました。

  • ダブル: 33.0%
  • ツイン: 28.3%
  • セミダブル: 12.1%
  • 和室系(和室・和洋室): 5.9%

ダブルルームがもっとも多い部屋タイプですが、「ダブル」という表記だけでは実際のベッド幅までは分かりません。

プラン名に具体的な幅の記載がある宿もあり、たとえばエースイン・松阪(三重県)は「140cm幅ベッド」、変なホテルプレミア京都五条烏丸(京都府)は「160cm幅ベッド」と、プラン名の時点でベッド幅を明記しています。

こうした表記があるプランは、大人2人+子供1人で使う場合の余裕を予約前に判断しやすく、選ぶ際の目安になります。

集計では「セミダブル」も12.1%を占めていました。

セミダブルは大人1人であれば十分な広さですが、大人2人+子供1人で使うにはやや手狭になりやすいベッド幅です。

家族の人数や子供の年齢によって、同じ「セミダブル」でも余裕の感じ方は変わるため、部屋タイプ名だけで判断せず、可能であればベッド幅の記載や室内写真もあわせて確認することをおすすめします。

一方で和室系は全体の5.9%と、選択肢としては多くありません。

「和室のほうが添い寝に向いている」という考え方自体には理由があり、その詳しい内容は子連れの宿、和室と洋室どちらがいい?定員データで見えた明確な差でまとめています。

和室と洋室のどちらか一方しか選べない地域も多いため、今回は「和室+ベッドの両方がある部屋」という中間的な選択肢も紹介しておきます。

山崎旅館Q 中門前屋(兵庫県)の「和室9畳+ツインベッド」のようなプランであれば、和室の広さとベッドの両方を確保できます。

ベッドから落ちないかが心配な場合は、ベッドガードの年齢制限も先に知っておくと選び方が変わります。

生後18か月未満は使用できず、ホテルの貸出条件も各社で違います。

ホテルでベッドから落ちないか心配なときの対策にまとめました。

予約前にチェックしたいポイント

  • プラン名・部屋タイプの説明に「ベッド幅」の記載がないか確認する
  • 「添い寝無料」の表記だけで判断せず、部屋タイプの欄まで必ず見る
  • 迷ったら、和室や和洋室など「もともと広いスペース」がある部屋タイプも検討する

部屋タイプに加えて、施設使用料や朝食代まで含めた総額で比べたい場合は、5つのホテルで条件を分解した未就学児無料のホテル比較も参考になります。

チェーンによっては、ベッド単位だけでなく「1室あたり何人まで」という上限を別に設けていることがあります。

たとえばアパホテルの一部では1室につき添い寝1名を推奨しており、ツインでも子ども2人が無料になるとは限りません。

アパホテルの添い寝条件で確認できます。

都道府県からホテルを探す

当サイトでは、実際に添い寝無料の条件を確認できたホテルを、都道府県ごとにまとめています。

部屋タイプの記載もあわせてご確認のうえ、気になるエリアから探してみてください。

まとめ

添い寝無料のプランを選ぶときは、年齢条件だけでなく部屋タイプにも注意が必要です。

補助ベッドが付く部屋は避け、もともと大きいベッドの部屋や和室を選ぶことで、大人も子供も眠りやすい旅行にできます。

当サイトで確認した実際のプラン名・料金もあわせて、予約前の参考にしてみてください。

なお、ホテルの1室にこだわらないのであれば、建物を丸ごと借りてしまうという手もあります。

子連れの貸別荘・1棟貸しは「添い寝無料」より定員を見るという記事で、料金の仕組みと部屋数の余裕について実測しました。

掲載している料金・部屋タイプの情報は、当サイトが実際に確認した時点のものです。

ご予約前には楽天トラベルの該当プランページで最新の内容をご確認ください。

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