子連れの宿、和室と洋室どちらがいい?定員データで見えた明確な差

ホテル選びのコツ

子連れで泊まる宿を探すとき、「和室と洋室、どちらがいいのだろう」と迷ったことはないでしょうか。

前回の記事(「添い寝無料」でも部屋タイプで失敗する——補助ベッド・広いベッド・和室の選び方)では「補助ベッドの部屋は避けて、広いベッドか和室を選ぶ」という結論をお伝えしましたが、そこでは触れられなかった「なぜ和室のほうが子連れに向いているのか」を、今回は具体的に見ていきます。

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和室が子連れ向きと言われる3つの理由

1. 落ちる高さがそもそも無い

洋室で小さな子供と寝るときに気になるのが、ベッドからの落下です。

ベッドガードを貸してもらえる宿もありますが、数に限りがあったり、そもそも用意がなかったりします。

和室に布団を敷いて寝る場合、床に直接寝ることになるため、落下という心配ごと自体が発生しません。

夜中に何度も子供の位置を確認する必要がなくなるのは、親にとって小さくない違いです。

2. 寝る位置を自由に決められる

ベッドは動かせませんが、布団は敷く位置を自由に決められます。

子供を壁側にする、大人が両側を固める、少し離して敷くといった調整が、その日の状況に応じてできます。

「どこに誰が寝るか」を自分たちで設計できるのは、布団ならではの利点です。

3. 定員に余裕がある——ここがデータではっきり出ました

3つ目の理由は、当サイトのデータで確認できました。

プラン名に定員が明記されている宿だけを抜き出して集計したところ、和室系と洋室系ではっきりした差がありました。

  • 和室系(定員表記のある12件): 12件中9件が4名以上。最大6名というプランもありました
  • 洋室系(定員表記のある77件): 2名以下が73件(94.8%)。3名以上はわずか4件(5.2%)でした

つまり、洋室のプランは「大人2名まで」を前提に作られているものが圧倒的多数で、和室は最初から4名前後の家族を想定して用意されている、という違いです。

添い寝無料の条件を満たしていても、そもそも部屋の定員に入れなければ予約できません。

きょうだいがいるご家庭ほど、この差が効いてきます。

ただし、この集計には限界があります。

定員をプラン名に書いている宿だけを数えたもので、和室系12件・洋室系77件とサンプル数が多くありません。

実際には定員をプラン名に書かず、詳細ページにだけ記載している宿も多くあります。

さらに、「和洋室ツイン」のように和室と洋室の両方の要素を持つ部屋をどちらに数えるかで、和室系の比率は変わります。

そのため和室系については比率ではなく件数のまま示しました。

洋室系は件数が多く、数え方を変えても9割超という結果は動きませんでしたが、和室系は「4名以上が多い」という方向までを目安としてご覧ください。

定員に余裕のある和室プランの実例

当サイトが添い寝無料を確認できた宿の中から、実際に定員が明記されている和室プランをご紹介します。

  • ホテルしみず(新潟県)——「和室1〜6名様」。最安料金の目安は6,500円〜で、定員6名という余裕のある設定です
  • Tabist ホテル山城温泉(山梨県)——「本館・禁煙 和室1〜4名様」。最安料金の目安は4,900円〜
  • プチホテル017(徳島県)——「最上階・フロア貸切 和室ファミリールーム(4名様まで)」。最安料金の目安は4,500円〜

いずれも、当サイトが実際の予約データで添い寝無料の条件を確認した宿です。

和室が選ばれる理由のひとつが、ベッドからの落下がないことです。

ベッドガードという道具もありますが、生後18か月未満には使えません。

ホテルでベッドから落ちないか心配なときの対策で、公的機関の注意喚起とホテルの貸出条件を整理しています。

それでも洋室を選ぶ場面はある

ここまで和室の利点を挙げてきましたが、洋室が向いている場面もあります。

前回の記事でも触れたとおり、和室系の宿は当サイトが確認できた範囲で全体の5.9%にとどまり、そもそも選択肢として多くありません。

特に都市部のビジネスホテル中心のエリアでは、和室のある宿を見つけること自体が難しくなります。

また、子供がまだ寝返りをしない月齢であれば落下のリスクは低く、大きめのベッドがある洋室で十分なこともあります。

腰や膝に不安があって「布団からの起き上がりがつらい」という場合も、洋室のほうが体は楽です。

和室が絶対に正解というわけではなく、家族の構成と体調で選び分けるのが現実的です。

和室のある宿を探すときのポイント

  • プラン名か部屋詳細に定員の記載があるかを確認する(4名以上なら、きょうだい連れでも余裕がある可能性が高い)
  • 「和洋室」も候補に入れる(布団とベッドの両方があり、大人と子供で寝方を分けられる)
  • 畳数の記載(8畳・10畳など)があれば、布団を何組敷けるかの目安になる

部屋タイプを決める前に、未就学児無料のホテルを料金条件まで含めて比較すると、添い寝以外の施設使用料や食事代も確認しやすくなります。

都道府県からホテルを探す

当サイトでは、実際に添い寝無料の条件を確認できたホテルを都道府県ごとにまとめています。

上でご紹介した宿がある新潟県・山梨県のページもあわせてご覧ください。

まとめ

和室が子連れ向きと言われる理由は、落下の心配がないこと、寝る位置を自由に決められること、そして定員に余裕があることの3点です。

特に定員については、洋室系プランの94.8%が2名以下だったのに対し、和室系は12件中9件が4名以上と、はっきりした差が出ました。

一方で和室のある宿自体が少ないという現実もあるため、家族の人数や体調に合わせて選び分けてみてください。

和室を選ぶ理由が「布団を並べて広く寝たい」ことであれば、1棟貸しの貸別荘が第3の選択肢になります。

定員8名や10名という単位で借りられるため、寝る場所の取り合いが起きにくくなります。

掲載している料金・部屋タイプ・定員の情報は、当サイトが実際に確認した時点のものです。

ご予約前には楽天トラベルの該当プランページで最新の内容をご確認ください。

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